Sci-FiマンBlog

マイノリティなあなたへ

近況日記 コミティアを終えて

※長駄文です。

モンハンが面白すぎる。

2018年1月26日に発売したモンスターハンターワールドがあまりにも面白すぎる。

大傑作と言ってもいい。
生まれ変わったグラフィック、快適になった採取、便利なショートカット、拠点各所にこれでもかと配置されたアイテムbox、クエスト途中で装備を変えれる柔軟性、週間バウンティのような飽きさせない工夫、迅速なアップデート、挙げればキリがない。

そして根幹であるハントがとにかく楽しく、大変COOL。
これまで過去作品に登場した武器はすべて使用でき、すべてに新アクションが追加されていて一つの武器を使い込むだけで楽しいのにそれが14回も楽しめてしまう。

何より注目すべきはシリーズメインである「モンスター」だ。新大陸に生息するモンスター達からはまるで息づかいが聞こえるくらい生物的に表現されており、新要素の縄張り争いは迫力満点で見ているだけでもギャーギャー騒いでしまう。

つまり何が言いたいかとコミティア後、ゲームばっかりやっていて創作活動をまったくしていないということだ。本当に申し訳ない。

初めて参加したコミティア123では110部印刷して17部しか売れなかった。無名であれば30部で充分というのは印刷手配を終えた直後に知ったので後の祭りであった。どおすんだよ案件である。

ちなみに「どおすんだよ」とは予想だにしない事が起きてしまった場合に使用する言葉である。仕事における嫌な部分がこの言葉には凝縮されており、その根拠としてどんなに小難しい文章、話であっても一言にまとめると大体「どおすんだよ」に集約されるからだ。使用例として「ほんとどおすんだよこれよぉ!」がある。行き場のない怒りを簡単に乗せることができ、社内でも気軽に言えるパワーワードだ。積極的に使って下請けや部下を困らせて謝らせよう。

話を戻すが、余り余った在庫は次回即売会に参加した際に売るなりネット通販するなり方法はあるので良しとして、コミティアに参加したことで大小多くのものを得ることができた。

プラスの内容から書いていく。まず得たのは「喜び」だ。
設営したブースはこんな感じだったのだが、立ち読まなくても多少内容がわかるようにあらすじボードを置いた。これが効いたかどうかは定かではないが足を止めて読んでくれた方は少なくともいて、しかも買ってくれた人もいた。

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長机の半分を借りることができる

そして一番嬉しかったのは「面白かったです」と言ってもらえたことだ。twitterにいがちな白ハゲくんみたいになりそうだったがその時は堪えた。
この日売ったのは言ってしまえば私の「妄想」だ。頭で考えた妄想を漫画という形に落とし込んだだけで、それをその場で読んでもらい、しかも面白かったと目の前で言ってもらえるのは「おめぇの頭やっべぇな!(悟空)」と言われているようで嬉しかった。きっとこれが創作活動の醍醐味なのだと思う。

ちなみにプラスの内容はもう無い。

これから書くのはひたすら課題である。この日得た課題は私が今後どう創作活動をしていくかを改めて考えさせられた。
まず「画力」である。コミティアには出張編集部というブースがある。これは出版社に勤めている編集部の方達が東京ビックサイトに集まり、漫画家志望者の原稿または同人誌をその場で見て評価してもらうことができるという持ち込み用ブースだ。
参加前からこの出張編集部にはとても興味があって当日は2社に持ち込んだ。持ち込んだ回数が少ないのは1社目で私のメンタルゲージが根こそぎもってかれたからだ。ほんとすごく頑張ったと思う。
どちらにも言われたのは「もっと絵上手くなって、どうぞ」である。画力の向上、私の右手は単純にまだまだ描き足りていない。薄々気づいてはいたが今回ではっきりとわかった。もっとかわいい女の子と息を飲む背景を描かなければならない。(あとメカ)

次に「認知度」。お客さん、出張編集部含め、共通してお褒めいただけたのは「設定・内容自体は悪くない」ということ。これは自信に繋がったし、改めて宣伝と認知度の重要さを痛感した。
コミティアには約20,000~30,000人ほどの来場者が訪れるという。実際、売り場の設営が完了し会場の外にでてみると、大勢の来場者がいまかいまかと待ち遠しそうな様子で待機していた。「こいつぁ100部じゃ足りねぇかもなぁ!」と思った矢先、いざ開場となるとあれだけいた来場者はどこへやら、開始早々閑古鳥が鳴く無残な結果であった。
見てもらえなきゃ売れないのである。さらに言えば、知ってもらえなければ私はいないのと変わらないのである。

最後は「今後の活動」だ。
今、最も私を迷わせているのは出張編集部に持ち込んだ際に編集者の名刺を貰えたという事実だ。これは当面の目標でまさかいきなり貰えるとは正直思っていなかった。
編集側からしたら唾つけとくか程度の些細なことかもしれないが、私にとっては「つばおいしいです」状態である。描いた漫画をこの名刺宛に送れば確実に一人の編集者が私の漫画を読んでもらえるというのは大きい。(保障は無いが)モンハンWで例えると一週間めっちゃ頑張ればとりあえず宝玉1個は確実に手に入る感覚に似ている。

では何を迷っているのかというと、この日持ち込んだのは今このブログで公開しているモノで、受けた提案をまとめると「未来に恋して」の設定を流用してもっとシンプルな漫画として作り直すというものであった。過去、記事にした没漫画リメイク企画を彷彿とさせる。(この企画なかったことにしてください。)
今後私はリメイク版を出版社に送り続けるのか?それともブログで創作活動を続け31話以降を描くのか?どちらかを選ばなくてはいけない。
理想はもちろん両取りだろう。ブログを更新しつつ、持ち込み用の原稿も作る。つまり二つの「未来に恋して」を作っていくのだ。しかしそれはできない!理由はこうだ。

気づいている人は多々いるとは思うが、私はそんなに頭が良くない

このブログの文体も攻略本っぽい上からな感じ(?)で書いているが、個人的にそういう文章の方が読んでいて楽しく、真似しているだけなのである。ちなみによく文の終わりを「~のだ」にして終わらせている事が度々あるがその都度、私は某フレンズを思い浮かべているくらい色々と良くない。

手始めに8P分のブログ用(31話~38話)のネームと投稿用のリメイク版「未来に恋して」10Pのネームを描いてみたところ、頭の中がごちゃごちゃし始めジンジンした。まるで進行度の違う二つのRPGセーブデータを同時にプレイしているような感覚に陥りとても気持ち悪くなったのだ。明らかに私の脳キャパシティを超えている。とてもじゃないがこれを続けることはできない!

ブログ更新をやめ、持ち込みに注力すればコミティアで「この続きはブログで読めるんですよね?」と言ってくれたあのお客様を裏切ることになり、かといって持ち込みを止めれば単行本を出すという夢を自ら手放すことになる。
訓練して両取りしようとするとどちらも中途半端になって投げ出してしまいそうで怖い。誰かに相談しようにも決断するのは結局自分。さらにそこへ実生活のその他諸々の問題が焦燥感を煽る。もう若くない年齢、疲れのとれない体、続々と結婚していく友人、年収は増えないくせに責任だけは増えていく仕事、考えなければならない事が多すぎてたまに本気でジャ●リパークに行きたいと思う時がある。

それでも足りない頭を振り絞って考えた結果、創作エネルギーは持ち込みに注ぐことにした。

ブログの更新は滞るだろう。仮にどこかで連載することになってもその先はさらに過酷な道になるだろう。自分勝手な決断をしてしまって申し訳ないと思う。しかしそれでも単行本を作るという夢をどうしても叶えたい。本屋の棚に自分の漫画が並ぶのを見てみたい。何よりもっと「Sci-Fi」を知ってもらいたい。薄い薄い可能性だとは思うがもしこのクエストをクリアできた時にはここに告知したい。その時は是非本屋に行って新しくなった「未来に恋して」を楽しんでもらえると幸いだ。


とここまで、葛藤に苦しむ主人公のような文を書きましたが、言うほど誰も気にしていないと思うので、今後ゆるく見守ってくれると嬉しいです。

追伸:コミティアの設営と販売を手伝ってくれたKさんとPさん。本当にありがとうございました。後日、コミティアからアフターレポート「広報ティアズ」が届き、あの時描いた1コマ漫画が掲載されていました。わー!

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【4コマ漫画】未来に恋して~第二十八話~

「未来に恋して」の二十八話です。コメントいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。※画像をクリックすると大きくなります。

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【4コマ漫画】未来に恋して~第二十七話~

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